これまでは、身を守るための正しい情報源について調べてきましたが、それでは広告を うのみにして、安易に契約してしまった場合、どんなことが起こる可能性があるのか、見ていきたいと思います。

トラブルの種類
矯正のトラブルや不満にはどんなものがあるのか、ここは AI を使って調べました。

- 装置が外れる・ワイヤーが刺さる
- 虫歯・歯周病(歯肉退縮)・歯根吸収
- 痛み・違和感
- マウスピースの不適合
- 仕上がりの不満足
- 後戻り(元に戻ってしまった)
- 費用のトラブル
- 何年経っても治らない
すぐに対処できるもの
装置が外れたり刺さったりとかは、病院に行けば対処してくれるでしょう。ただし、先生が決められた曜日しか来ないとなると問題です。我慢のできない痛みがでたらと考えると、、、、そもそもトラブルも少ないであろう病院を選べば済む話かと。
元に戻せないもの

コチラは深刻です。虫歯になったり、ハグキが下がったり、歯の根っこが短くなったり、これらは元に戻すことができないみたいです。いわゆる副反応とか後遺症とか言った類のものでしょう。認定資格のある矯正歯科専門医院のホームページには、一様に「リスクと副作用」として、一様にこれらのことが詳しく掲載されています。治療開始前に、起こりうる副作用を説明し同意を得る姿勢がうかがわれます。

解決まで時間のかかるもの
予定通り治療が進んでいないとか、思っていたより追加費用がかかったとか、歯並びが前の状態に戻ったが取り合ってもらえないとか、、、この辺りに関しては、先生やスタッフの患者に向き合う姿勢とコミュニケーション力、実際に相談に行ってみて、ご自分で判断するしかない部分です。最悪なのは、相談しようとすると、急に高圧的になる先生も実際いるみたいで、そうなると泣き寝入りまっしぐらです。

治療に関するトラブル回避と 病院選択の方法 に関しては、多くのページがあります。主なものをまとめてみました。
少し長くなりますが、興味ある記事をお読みください。
どこに相談すれば
トラブルに遭遇してしまったら、どこに相談すればいいのでしょうか?
信頼できる矯正歯科専門病院
セカンドオピニオンも含め、いろいろとアドバイスしてもらえると思いますが、担当医への配慮から、オブラートに包んだような話に終始する可能性もあります。いずれにしても、十分な知識、経験はあるため、一番多くの選択肢を提示してもらえると思います。
地域の歯科医師会
歯科医師会への相談内容の大半は、一般の治療に関するものであるため、矯正に特化した適切なアドバイスは難しいです。日本矯正歯科学会や日本臨床矯正歯科医会にメール相談窓口がありますので、返答はすぐには得られませんが、公平な意見がもらえるかもしれません。
国民生活センター
消費者トラブルの相談窓口で、サポートしてもらえる独立行政法人だそうです。
やっぱり自己防衛

こうして情報を集めていくと、美容医療と同じく矯正治療でも多くのトラブルが発生しています。ちなみに、美容の場合には、大学病院に「美容外科後遺症外来」なるものがありますが、自由診療(保険適用外)が原則で、結局は時間と費用の無駄遣いとなり、また、元通りにはならない場合もあります。
ここにきて、やっとちゃんとした認定資格のあるドクターに出会うわけですから、なんとも遠回りな話です。
結局のところ
時間のムダ使い
これが一番大きな問題だ思います。だって、ただでさえ何年もかかる治療なのです。歯並びが元に戻ってしまったり、期待通りの歯並びにならなかったりで、最終的に、セカンドオピニオンを求めて、別の矯正専門クリニックでやり直しをするとしましょう、この場合、また同じくらいの期間がかかるわけですから。
お金のムダ使い

結局二度手間になってしまえば、それだけ費用もかさんでしまいます。記事の中のトラブル事例集にもありますが、そもそも返金をしてもらえない場合がほとんどです。一番ひどいのは、治療は全くしていないのに、契約した後のキャンセル料として何十万円も請求された事例もありました。
メンタルの消耗
いわゆる、トラウマと言ってもいいかと思いますが、これが一番引きずります。

トラブルを避ける
歯並びの治療について、信頼できる情報源をたよりに、いろいろ深掘りしてみました。まとめます。
消費者の大きな誤解
さまざまな情報や記事を読み込んでいくと、われわれ消費者にも大きな誤解があります。
一口に矯正治療といっても非常に多岐にわたります。たとえば、部分的に歯を動かせばいいものから、歯の本数を減らさなければいけないもの、はたまた、手術をしなければいけないものまで、たくさんの種類の不正咬合があります。まず一番最初に知るべきことは「自分はどのタイプで、どういう治療をしなければいけないのか」です。正確な判断は矯正歯科専門病院でないと難しく、誤った判断で治療が進められた結果が、本ホームページに出てくるトラブル事例です。
「マウスピースで治したい」とダダをこねても、無理な場合は断られます。インフルエンザなのに「塗り薬で治したい」と病院で言うのと同じです。

マウスピース広告のワナ
記事にもありましたが、高度な技術と経験が必要な治療法です。トラブル相談件数が急上昇、とありますが、やっぱり十分な資格のあるドクターでないとダメと言う証明です。
マウスピースの写真が看板広告で派手に強調されているものがありますが、患者の口の中をみてもいないのに「マウスピースで治しますよ」はキケンです。記事にも、マウスピースで治せる症例はごく限られる、とあります。ちなみに、認定資格を持った矯正歯科専門病院にはこのような看板はありません。

要注意! いろいろな矯正歯科
実際、いろいろなところで矯正治療は受けることができますが、受診体制では以下に分類されます。
トラブル集やQ&A集の情報から、独断でまとめました。美容外科同様、リスクと天秤にかけて、後は自己責任による判断です。
一般治療のスキマで矯正治療
メリットとしては、費用が安いこと。矯正関係の認定資格はありません。
ご自分の歯並びが、先生の技量の範囲かどうか、が最大のポイントです。徹底的に質問をぶつけてみてください。「これぐらいが限界です」で終わる場合が多い。
決められた曜日に先生がやってくる
少しだけ安めの費用設定。通いやすい場所にあれば、それがメリット。しかし、通院は1ヶ月に1回なので、そこをどう考えるか。
若い、いわゆるフリーランスの先生がほとんど。急患対応と、先生が替わった時のレベルのアップダウンが心配。
一般歯科の中に矯正歯科部門アリ
「歯科」「小児歯科」「矯正歯科」「歯科口腔外科」など多くの科目を標榜している比較的大きな歯科。1箇所であらゆる治療が完結するのがメリット。ただし、広く、浅くが一般的。公立病院のように他医院からの紹介システムがないため、やや強めの治療誘導あり。
矯正歯科専門病院(認定資格なし)
ここからが矯正治療のみを単独で行なっている病院です。認定資格ありの病院より少しだけ安い価格設定。
しかし、多くの患者は、資格のある矯正専門病院へ行き、セカンドオピニオンを求める構図があります。治療の選択肢が狭い場合がほとんど。
矯正歯科専門病院(認定資格アリ)
最大のデメリットは「矯正治療費の基準」となっていること。どういうことかというと、これまでの上記の病院はここを基準に、わずかに低めの価格設定をし、集客します。
認定資格のある矯正歯科専門医院の治療費は、多少の地域差はあっても、全国的にそれほど大きな違いはありません。各地域の大学病院の治療費がまた、その基準になります。
あと決定的に違うのが、
・さまざまな保険適用症例に対応している
・顎変形症に対応している
・生涯にわたり、管理してくれる
・難症例の最終受け皿
・セカンドオピニオンの受け皿
・定期的に(国家)認定試験を受けている
やっぱりドクターの資格と相性


そろそろまとめに入ります。








